循環環境新聞様にて埼玉県 シタラ興産様の記事が掲載されました
13.03.18
堆肥化、月間30tに
ゆるキャラとのコラボも
建設系廃棄物をはじめ食品廃棄物などを収集運搬・中間処理を手がけるシタラ興産(埼玉県深谷市、設楽博社長)
の食品廃棄物発酵施設がほぼフル稼働し、現在、月間20-30トンの有機質肥料を生産している。
昨年10月、埼玉県から「特殊肥料生産者」の認定を取得、農家などに出荷している。
同施設は、食品加工工場から出る廃製品や調理くずなど動植物性残さを発酵、堆肥化している。
処理能力は1日当たり(24時間)20.5トン。同社は施設稼働後、農家などと協力し、よりよい有機質肥料
づくりに取り組んできた。昨年夏ごろ製品となる有機質肥料ができ、埼玉県から有機質肥料の認定を取得する
こととなった。
発芽・成長率実験を行い、その結果、堆肥を混ぜた土のほうが成長率の良いことが証明され、昨年
10月から「特殊肥料生産業者」の認定を受けた。
商品名は「畑の王子さま」で販売戦略の一環として地元深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」を基
にマスコットデザインを制作した。シールにして袋に貼るなど認知度アップを図っている。
同社は、堆肥化について「受け入れ・出荷ともに順調でさらに2基程度の施設増強を考えていると話す
このまま堆肥化が順調なら「脱・焼却」が達成できそう。今年5月までに焼却を終了したい。
今後、建廃の選別施設を設置する予定で新たな展開を見出しつつある」と話している。
