循環環境新聞様にて大分県 宇佐興産様の記事が掲載されました 

13.02.22



発酵堆肥化装置が順調に稼働

宇佐興産 今後はBDF事業に注力

一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う宇佐興産(大分県宇佐市・吉岡幸一社長)は、新規参入した発酵堆肥化装置による食品リサイクル事業を安定稼働させており、今後は廃食用油からのバイオディーゼル(BDF)燃料製造事業の本格稼働を目指す。

同社は従来、収集運搬のみを手掛けていたが、一昨年12月食品廃棄物の堆肥化装置「クリーンコンポ」(中部エコテック製・日量4トン処理)を導入して、処理処分業にも業態を拡大した。これまで焼却処理をしていた食品残さを全量リサイクルすることで大きな成果を上げ、他社との差別化を図っている。

この食品リサイクル事業では、県内の大手スーパーから出る総菜や魚のあら、キャベツの葉、ホテルや外食チェーン店などからの食品残さを受け入れ、手作業でアルミ箔やプラなどを除き、クリーンコンポで発酵・堆肥化。昨夏より、完熟堆肥として近隣農家に無償で出荷している。

装置に臭気対策としては、排気塔からの管を地下に配管し、さらに最終段階で木くずチップに臭いを吸着する仕組みを等を採用。同担当者によると「臭いは出ないといっていいほどで、近隣からの苦情もない」という。

これまで廃棄していたものをリサイクルできるとして排出企業からも好評を得ており、今後はさらに有機汚泥などを受け入れ処理量を増やしていく方針だ。また、新しくBDF事業にも着手。かまぼこ工場から廃食用油の供給を受けて、燃料化に向けてBDF製造装置の試運転を開始した。コスト面と環境面の両立を見据え、今春にも自社の収集運搬車両の燃料用として本格化させたいとする