有機質肥料の中国輸出の課題  ④

12.11.01


マレーシアでのコンポS‐90 設置工事風景

 

4、今後の展望と課題

中国は独自の発展をしている。国家の統制が厳しく、しかも、自由経済を推し進める、竹に木を接ぐ社会。過去のシステムの上に最新技術を持ち込み、そのメンテナンスに追われる社会。
自家用車は普及しているが、修理が追いついていかない、泥船状態が現状です。

これからの中国を見る視線として、省さらには市といった細分化した目線が必要に思う。

法の執行状態も違う。受入港の対応も違う。農業の在り方も違う。言葉も中国語と言えども、地域差は日本の比ではない。

山東省ひとつとっても人口は8000万人。韓国よりも遙かに多い。

 

日本のマーケティングは高度に発達し行き着いた先は、市場のセグメンテーションであったはずだ。

グローバリゼーションと言う言葉に踊らされて、国対国という感覚を持ってしまった感がある。


しかし、日本同様に中国にも地域性や地域格差はある。


もし、日中関係が修復した場合、もう少し、地域の農業の在り方や、有機質肥料の販路、有機質肥料の使い方まで踏み込んで、細やかなマーケティング展開を行ってゆきたい。


同時に、チャイナ プラス ワンと言われるように、他の東アジア諸国の販路開拓に勤しみたい。

南に向かえば、まだまだ、需要が旺盛な国々はある。

引き合いもあるので、ひとつひとつ丁寧に取引を行いたいものである。


幸い、当社は有機質肥料の輸出のみならず、堆肥化プラントの拠点を海外に持っており、世界各国に向けて設備を納品しており、人脈もある。技術立国 日本の誇りを持って、改めて世界と向き合いたいと考える所存である。